フォルクスワーゲン、スペインでの電気自動車サプライチェーン構築に77億ドルを投じる

フォルクスワーゲン・グループは3月23日、スペインで電気自動車のサプライチェーンを構築するため、スペインの電気自動車センターに70億ユーロ（77億ドル）以上を投資する計画を発表した。

フォルクスワーゲン スペイン EV センターには、バレンシアのバッテリー工場だけでなく、改良されたパンプローナとマルトレルの電気自動車工場も含まれています。

フォルクスワーゲンのバレンシア電池工場は2026年に生産を開始する予定で、生産能力は40ギガワット時、従業員数は3,000人となる。フォルクスワーゲンは欧州に6つのバッテリー工場を建設する計画で、計画の2番目となる。フォルクスワーゲンも以前、バッテリー事業の上場に前向きであると表明していた。

フォルクスワーゲンは現在、スペインのパンプローナにある工場でフォルクスワーゲン ポロ、Tクロス、タイゴを生産しており、従業員約4,600名、2021年には22万台以上の車両を生産している。スペインにあるフォルクスワーゲンのマルトレル工場では年間約50万台のセアトブランド車を生産し、1万1,000人を雇用している。 。フォルクスワーゲンは、2つの工場を改修し、電気自動車の組み立てをできるだけ早く稼働できるように地元労働者を再訓練する計画だ。

「これは大きな課題だ」とフォルクスワーゲングループの最高技術責任者でセアトブランド責任者のトーマス・シュモール氏は声明で述べた。「世界的な電動化移行において競争力を発揮するには、スペインにおける電気自動車の生産性を向上させる必要があります。」

フォルクスワーゲンは、新しい電気自動車の開発と生産に今後5年間で約520億ユーロを投資する計画であり、自動車業界で最大規模の投資の一つとなる。

フォルクスワーゲンは今週初め、バッテリーの主要原料であるニッケルとコバルトを生産・精製する合弁会社を設立することで中国企業２社と合意に達したことも発表した。

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